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タマムシ愛好会

タマムシ、カミキリムシ、色虫、飼育用品、など扱っています。

タマムシ研究結果

 ヤマトタマムシの研究結果報告です


検証期間 2000年5月~2006年8月(予期は除く)

基本データ
 和名  ヤマトタマムシ 
 学名  Chrysochroa fulgidissima fulgidissima 
 英名  Japanease jewel beetle 
 綱    昆虫綱 
 目    甲虫目 
 科    タマムシ科 
 体長  30~40ミリ 

成虫

植樹 エノキ、ケヤキ、の葉
寿命 80日~100日(当方飼育最長記録106日)
出現時期 5月下旬~8月上旬 年1回出現
天敵 鳥類、蜘蛛類、カマキリ

オスメスの同定
オスの腹部メスの腹部








生息範囲 
本国:本州(南東北以南)、四国、九州、伊豆諸島、対馬、屋久島、種子島、
外国:台湾、韓国、中国、ラオス、ヴェトナム、
全ての地においてエノキの木に温存し、エノキのない北海道などの寒冷地では成育しない。

飛行 上翅をV字に広げる独特のスタイル。


 
卵 幼虫 さなぎ

産卵
・エノキ、ケヤキ、カシ、ナラ、クヌギ、ハリエンジュ、サクラ、オニグルミ、カキ、など各種広葉樹の枯死木。
・枯れてから年月の経過した物、朽木には産卵しない。
・半枯れの部分、伐採木、伐採直後の切り株、等を好む。
産卵中産み付けられた卵









・産卵直後は白くゼリー状の幕に覆われているが時間と共に硬くなる。
・一つの塊に3~8個産み付けられている
・産後10~20日前後で孵化(気温と湿度に左右される)









タマムシの一生
孵化後6ヵ月孵化後3年蛹化・あれだけ長かった体は縮み透明に透き通ってくる。







さなぎ・脱皮後1日目・乳白色でとても綺麗。さなぎ・脱皮後10日・まず頭と手足が色付いてくる。さなぎ・脱皮後17日・体全体がパールカラーの様に艶が出て輝いてくる。







さなぎ・脱皮後20日・ここまで来るとタマムシであることが判る。羽化・脱皮後22日目で羽化した。トカゲのように皮があちらこちらから縮んで剥けて行く感じ。セミのようにズルリとは剥けない。真っ白な翅・その後2日ぐらい掛かってようやく見慣れたあの色になる。







成虫・綺麗ですね~







幼虫の天敵 キツツキ、アリ、寄生蜂、各種菌糸


噂の検証
サクラの葉を食べる
食べませんでした。

サクラの木に集まる
サクラに付くタマムシは確認できませんでした。サクラの葉を食べない事からデマであると断定しました。
サクラの伐採木には産卵にやって来る固体を確認しました。

死骸をタンスに入れると洋服が増える
迷信の様です。

昔は沢山居た。
今も昔も変わりません。居る所には居るという感じです。
(この研究を始めるまでタマムシなど見た事ありませんでした。)

光る体色の理由は鳥をおびえさせる。
嘘、まったくの誤報です。
タマムシの天敵は鳥類ですが、この目立つ風貌から鳥に食われた死骸を見た事のある方は多いと思います。鳥をおびえさせるのではなく、エノキの葉に擬態し鳥の目から逃れているのです。エノキの葉は太陽に当たると表面のツヤツヤの部分が反射して光ります。角度によっては黄色く見えたり赤っぽく見えたり、まさにタマムシはこの葉の色を真似ているのです。

幼虫は多孔菌などの菌糸を食べる
食べません。


タマムシ愛好会 

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